長房脳トレ塾「集い」のブログ

「集い」はシニアのためのコミュニティーサロンです。
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歩いて不思議を発見!QOLが高まる

こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


台風の連続来襲の後はほぼ好天続きですね。
秋の空の高さが気持ち良い毎日です。


10月に散歩する楽しさをご紹介しました。
いろいろな発見が気持ちも脳もリフレッシュしてくれます。


その後も私の散歩は続いています。
毎日ではありませんが、
天気が良い時にはほとんど必ず出かけます。

武蔵野陵の参道への入り口です。いちょうが黄色く色づいています。


散歩というには早足で、
スポーツとしてのウォーキングというには遅い。
そのくらいの歩みで約12,000〜15,000歩くらい歩きます。
時間としては2〜2.5時間くらいでしょうか。
タッタッタッと歩いては立ち止まり、
スマホを取り出して写真をバシャバシャバシャと撮り、
またタッタッタッと歩く。
結構慌ただしい散歩です。


でもそんな中でも不思議なことに出会い、
ささやかな新発見をします。

南浅川、西八王子駅からまっすぐ川に向かったところにある橋の下にある堰です。

この一枚の写真、何が不思議で何が新発見か
お分かりになりますか?


私にとっての新発見!
違う場所の堰の写真ですが、こうしてみるとわかりますか?

堰のコンクリートは円柱ではなく、円錐型をしています。

堰に横たえられているコンクリートの柱が
実は円柱型ではなくて円錐型なのです。
それも左右を互い違いにおいてあります。
確かにこうすることで水流が柔らかくなっています。

調べてみたら「魚道」というのだそうです。
遡上する魚に優しい構造になっているようです。

上から見るとよくわかりますね。


続いて同じ堰での不思議。

写真の向かって左側が飛び石のようになっています。
これはこの五月橋から市役所前までの堰で
多分ここだけにあります。
何のために作られているのでしょうか。


間隔は渡れる程度の幅です。
単に水流を弱めるためだけではなさそうです。
上の歩道から河原へは
どうしても降りようと思えば降りられるようですが、
両岸ともわざわざ表面を潰してあったり、
角度が急であったりと、
河原に降りるのを防いでいるようでもあります。
???現代の不思議???


こんなことを見たり考えたりしているから
身体も脳も十分にリフレッシュされていると思います。
今のところ私のこの分野におけるQOLは
良い状態にあるようです。
ストレスは別のところに山積しているのですが😱



健康寿命を延ばしたい

健康寿命を延ばすためには生活習慣を守ることが第一。

そして脳に適度な刺激を与えて認知症を予防しましょう。

それには普段から脳をリフレッシュすることが大切です。

脳に適度な刺激を与えて認知症予防。健康寿命を延ばしましょう。


高齢者の経済面を世界と比べてみた

こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


欧米諸国と比較したデータから
QOLについて考えています。


これまでも欧米と日本の違いが浮き彫りになっています。
今日は経済的な面を見てみます。


このグラフで特徴的なのは
日本の「困っていない」と答えた人の多さでしょう。
日本の経済力の成果かと思うと残念賞。


日本の単身世帯は、意識面では「困っていない」という答えているが
実態面では低所得層の割合が高いのだそうです。


なぜ日本の単身世帯は、欧米に比べて低所得層の割合が高いのでしょうか。
このレポートでは

  1. これまでに一番長くした仕事(Q17)をみると、日本の単身世帯は「自営業」や「非正規社員」の比率が他の3か国に比べて高い。
    これらの人たちは国民年金のみの加入のため、受給金額が低い。
  2. 日本の単身世帯は、貯蓄や資産は少ないのに、
    老後の備えに対して何もしていないという人が多い。

といった要因を挙げています。


日本では低所得や貯蓄や資産が十分でないことに対して、
働き続けることで対応していると考えられます。
単身世帯において 65 歳以上になっても働き続ける人の比率をみると、
日本は 32.7%となっていて、スウェーデン(42.7%)に次いで高い水準にあります。


仕事を辞めた年齢を比較しました。

単身高齢世帯の生活環境についてまとめると

  1. 病気になった場合などに別居家族に頼る傾向がみられる
  2. その一方で友人や近所との関係性が乏しい
  3. 身体機能が低下した場合に「自宅に留まりたい」と考える人の比率が低い
  4. 低所得層の比率が高く、働くことで補っている

といった特徴があげられます。


これらは現在だけの状況を見て納得するのではなく、
今後の日本の高齢者が増加することを前提として考えなくてはならないでしょう。


このままで行くと
未婚の単身高齢者は老後を家族に頼ることが
今以上にむずかしくなることが予想されます。
そうした状況の中で、友人や近所との人間関係をいかに形成していくか。


私たちの下の世代につながる大きな課題です。



健康寿命を延ばしたい

健康寿命を延ばすためには生活習慣を守ることが第一。

そして脳に適度な刺激を与えて認知症を予防しましょう。

それには普段から脳をリフレッシュすることも
効果があります。

脳に適度な刺激を与えて認知症予防。健康寿命を延ばしましょう。

世界とのギャップにQOLを考える

こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


本日の脳トレ教室はお休みです。

今日17日の音読で脳トレはいちょう祭りのためお休みです。
お気をつけください。



世界の高齢者の生活と日本との比較を続けます。

日常作業を頼むことができるのは?


単身世帯の高齢者にとって、頼ることのできる人の存在は不可欠です。
高齢になる程、男女の違いを問わなくなります。


こうした状況にあって、
家族との繋がりが日本ほど顕著でない欧米各国の人たちはどうするか
とても興味がありました。
結果は明確に出ました。
友人や近所の人を上げる数字に
大きな開きがありました。


近所付き合いについては
「病気の時に助け合う」関係があると回答した単身世帯の割合は、
ドイツ(33.5%)、アメリカ(30.2%)、スウェーデン(19.6%)、日本(3.5%)
となっています。
さらに、近所の人と「相談したり、されたり」の関係のあると回答した割合は、
ドイツ(45.0%)、アメリカ(30.2%)、スウェーデン(27.1%)、日本(23.4%)
となっていて、これも日本が最も低いデータとなっているそうです。


こうした数字が表した現実は、
日本の単身世帯は他国に比べて病気になった場合などに
別居家族に頼る傾向がみられる。
その一方で、友人や近所との間で頼れる人間関係は乏しい。


介護が必要になったり、寝たきりになった場合に
どこに居住したいかを聞いた回答が下記のグラフです。

身体機能が低下したときに痛い場所。

日本以外の3カ国で「病院」と回答した人がゼロだったのが印象的です。
それと、「自宅」と答えた人が
日本人が最も低い結果だったのも少々意外でした。


なぜ日本では「自宅」と考える人の比率が低いのでしょうか。
このレポートでは3つの理由を導き出しています。

  1. 日本は他国に比べて、友人や近所の人との間に頼れる人間関係が形成できていない。
  2. 住宅そのものが住みにくい。
  3. 介護サービスの利用頻度の違いが自宅での居住継続意向に影響を与えている。日本のサービス利用頻度は欧米に比べて圧倒的に低いという数字が出ている。

今や日本人にとっては
「遠くの親戚より近くの他人」という諺は
死語になる危機を孕んでいるかもしれません。



健康寿命を延ばしたい

健康寿命を延ばすためには生活習慣を守ることが第一。

そして脳に適度な刺激を与えて認知症を予防しましょう。

それには普段から脳をリフレッシュすることも
効果があります。

脳に適度な刺激を与えて認知症予防。健康寿命を延ばしましょう。