長房脳トレ塾「集い」のブログ

「集い」はシニアのためのコミュニティーサロンです。
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健康寿命の延伸してシニアのQOLの向上を目指します。
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高齢社会のQOLを考える

こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


政府は「生涯現役社会」という言葉をよく使います。


「生涯現役社会」とは、
働く意欲のある高齢者が培ってきた知識や経験を生かし、
活躍し続けることができる社会だといいます。
これが実現すれば、
高齢者自身の健康や生きがいにもつながることから、
ますます重要になってます。


何歳まで働きたいですかという問いに対する回答は日本と欧米では違うような気がする。


現実はそれとは程遠く、
実際に高齢者の知識や経験を生かせる仕事など
ほとんどないということは昨日も指摘しました。


高齢者の側にしても、
先日欧米諸国と比較したように
仕事に向き合う姿勢が違います。


人生の最後に向けて
生きがいを実現したいと考える欧米型に比べ、
日本の高齢者は
生きるために働かなくてはならないという現実に直面しています。


繰り返しになりますが、
もう一度欧米諸国との違いを
しっかりと把握しましょう。


最終的に仕事を辞めた年齢を比較しました。


日本の高齢者は経済的に貧困ではないという声が高いが、本当にそうなのでしょうか。


これは何も欧米型が正しくて、
日本型が間違っていると主張するのではありません。


ただ、QOLとはQuality of life のことで
これは一般に「生活の質」のことです。
ですが「人生の質」とも訳すことができます。


65歳を待たずに退職したドイツの人たちは、
経済的に困窮していない中で
どのように老後を過ごしているのでしょうか。


QOLの「幸福」とは、

  • 身心の健康、
  • 良好な人間関係、
  • やりがいのある仕事、
  • 快適な住環境、
  • 十分な教育、
  • レクリエーション活動、
  • レジャーなど

様々な観点から計られる。

※Wikipediaより

私たちはこうした尺度からみて
十分なQOLを獲得していると胸を張っていえるでしょうか。



健康寿命をのばしてQOLを高めたい

高齢者のQOLの向上に健康は欠かせません。
健康寿命が伸びれば、
それだけQOLの幸福を長く感じながら
生涯を終えることに繋がります。

悔いのない人生を送り、子や孫に負担を残さず高いQOLを実感して生涯を終えましょう。

高齢者のイメージを確定する

こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


私たちは高齢者と簡単にいいますが、
実際には何歳からが高齢者というのでしょうか。
厚生労働省では
65歳〜74歳を前期高齢者
75歳以上を後期高齢者として区別しています。


個人的にはあと9ヶ月したら私も高齢者?
何となく納得いかない感じがします。
老いはいろいろなところや場面で実感していますが、
父が今の私の年齢の時と比べたら、
ずっと今の私の方が若いと感じています。


厚生労働白書の調査による高齢者とは何歳からでしょうか。


厚生労働白書での調査によると
皆さんだいたい70歳を目安にされているようです。
年齢は関係ないと断言できる方はすごいなとは思うものの、
自分に当てはまるとは到底思えません。


何歳まで働きたいですか。


これは働けるうちはいつまでもと答えたいですね。
でも、働く仕事の内容というのも関係があると思います。
当然肉体労働はできないし、
車の運転のような神経を使う仕事も
若い頃のようにはできないでしょう。


反面、事務系の仕事や後進の育成などの仕事の求人は
ほとんど皆無といってよいほどありません。

厚生労働省はもとより、
安倍晋三さんも高齢者の雇用は進んでいると胸を張ります。
しかし、中高年歓迎という条件で仕事を探すと
表示されるのはほとんどが警備会社か清掃会社。
実際、高齢者に一日立ちっぱなしで工事現場の警備をさせるというのは
どうなのでしょうか。
高齢者の酷使と感じるのは私だけでしょうか。


最近は顧問契約のような仕事の形態が増えているといいますが、
人脈をどれだけ持っているかが判断基準で
実務の対応性や適応力、過去の実績などは見向きもしません。


真に高齢者を上手に活用する方法というのはないものでしょうか。


高齢者の仕事を続けるための施策をまとめています。

こうした数々の施策を講じたとしても、
その現実を見なければ高齢者を活用したことにはなりません。


高齢者が活動できる場があるということは
健康寿命の延伸の面でも、
QOLの向上という目標達成のためにも
大きな意味があります。
それは今までこのブログを読んでいただいた方には
十分にご理解いただけると思います。



健康寿命をのばしたい

生活習慣を改善して健康寿命をのばしましょう。
積極的に外へ出て、QOLを高めましょう。
高齢者に油断は禁物です。

生活習慣改善のための7つの要素です。

一人暮らしでも高いQOLを!


こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


今日は勤労感謝の日。
新嘗祭という日本の収穫祭です。
欧米でもTHANKSGIVINGとして
ほとんど同じような時期に祝いますね。


さて、人生の収穫期を迎えた高齢者たちの生活について
見つめ直しています。


一人暮らしの高齢者が期待するサービスを充実させて健康寿命をのばす。


今までにもご紹介した数々のデータから見えてくるのは、
一人暮らしで近所との接点もなく、
欧米の国々のように友人やご近所の力も借りられない。
生活不活発症候群を理解はしていないけれども、
その兆候は、客観的にはいろいろな場面で見て取れる。
孤独死が特別なものではなくなった社会です。


上にご紹介した期待するサービスのデータは、
そうした高齢者の像を一層補強しています。


ですから、こうした要求に応えても
根本的な高齢者のQOLの向上には繋がらないと考えています。
本来構築すべきなのは、
なんでもいうことを聞いてくれるヘルパーさんの組織ではなく、
独居の高齢者が今まで以上に社会との接点を保ちやすい環境の整備です。


このような支え合いの機能を拡充したところで、
これを支えてくれるだけの人的資源は
少子化の進展によってもう望めなくなるのです。


今、中年といわれる世代は
誰かの支援を受けながら終活をするなどということは考えられない。
ロコモになったらもう寂しい死を迎えるしかない。
そんな時代を迎えなくてはならないのです。


健康は自分で守らなくてはならない、当たり前のことを本気で考える時代なのです。


この数字がもっともっと大きいものにならなければならないはずです。



健康寿命をのばしたい

健康は誰かがくれるものではありません。
まして、子供や孫たちに負担をかけてまで得るものでもありません。
しっかりと自分自身を見つめて健康を増進しましょう。

しっかり健康を守りましょう。