長房脳トレ塾「集い」のブログ

「集い」はシニアのためのコミュニティーサロンです。
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健康寿命の延伸してシニアのQOLの向上を目指します。
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世界とのギャップにQOLを考える

こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。


本日の脳トレ教室はお休みです。

今日17日の音読で脳トレはいちょう祭りのためお休みです。
お気をつけください。



世界の高齢者の生活と日本との比較を続けます。

日常作業を頼むことができるのは?


単身世帯の高齢者にとって、頼ることのできる人の存在は不可欠です。
高齢になる程、男女の違いを問わなくなります。


こうした状況にあって、
家族との繋がりが日本ほど顕著でない欧米各国の人たちはどうするか
とても興味がありました。
結果は明確に出ました。
友人や近所の人を上げる数字に
大きな開きがありました。


近所付き合いについては
「病気の時に助け合う」関係があると回答した単身世帯の割合は、
ドイツ(33.5%)、アメリカ(30.2%)、スウェーデン(19.6%)、日本(3.5%)
となっています。
さらに、近所の人と「相談したり、されたり」の関係のあると回答した割合は、
ドイツ(45.0%)、アメリカ(30.2%)、スウェーデン(27.1%)、日本(23.4%)
となっていて、これも日本が最も低いデータとなっているそうです。


こうした数字が表した現実は、
日本の単身世帯は他国に比べて病気になった場合などに
別居家族に頼る傾向がみられる。
その一方で、友人や近所との間で頼れる人間関係は乏しい。


介護が必要になったり、寝たきりになった場合に
どこに居住したいかを聞いた回答が下記のグラフです。

身体機能が低下したときに痛い場所。

日本以外の3カ国で「病院」と回答した人がゼロだったのが印象的です。
それと、「自宅」と答えた人が
日本人が最も低い結果だったのも少々意外でした。


なぜ日本では「自宅」と考える人の比率が低いのでしょうか。
このレポートでは3つの理由を導き出しています。

  1. 日本は他国に比べて、友人や近所の人との間に頼れる人間関係が形成できていない。
  2. 住宅そのものが住みにくい。
  3. 介護サービスの利用頻度の違いが自宅での居住継続意向に影響を与えている。日本のサービス利用頻度は欧米に比べて圧倒的に低いという数字が出ている。

今や日本人にとっては
「遠くの親戚より近くの他人」という諺は
死語になる危機を孕んでいるかもしれません。



健康寿命を延ばしたい

健康寿命を延ばすためには生活習慣を守ることが第一。

そして脳に適度な刺激を与えて認知症を予防しましょう。

それには普段から脳をリフレッシュすることも
効果があります。

脳に適度な刺激を与えて認知症予防。健康寿命を延ばしましょう。