ユマニチュードでQOL向上
こんにちは長房脳トレ塾の管理人です。
高齢者のSEXについての情報を取り上げている流れで
「ユマニチュード」という言葉をご紹介しておきましょう。
ユマニチュードとは
医療や介護の現場で注目を浴びている
コミュニケーション技法があります。
フランス語で「人間らしさ」を表します。
たとえ認知症の高齢者であっても
「自分が人間であること」を思い出してもらい、
支援者と良好な関係を築くという技法です。
先日コルチゾールというストレスホルモンについてご紹介した時に
NHKのBS1で放送した
シリーズ医療革命「認知症をくい止めろ~ここまで来た!世界の最前線~」
という番組に触れました。
その中で世界の認知症対策の最前線の新しいアプローチ方法の一つとして
報告されていました。
認知症ねっとhttps://info.ninchisho.net/care/c220によると
ユマニチュードは
“見る”、“話しかける”、“触れる”、“立つ”の4つの基本柱を組み合わせて行います。
“見る”は同じ目線の高さか相手より下から、約20㎝の近距離で優しく目を合わせます。
“話しかける”は、優しい声のトーンでケア中も常に声をかけ続けることです。
“触れる”は、包み込むように優しくゆっくりと触れることです。
“立つ”は、立位でケアするなど1日20分以上は立つ機会を持つことです。
と説明されています。
こうした接し方によってケア者との信頼関係が強まり、
その結果、無表情だった患者さんに笑顔が戻り、
感謝の言葉を口にするなど驚くべき変化が見られました。
『セックスと超高齢社会』の著者坂爪真吾氏も
介護レベルの高齢者のセックスとユマニチュードについて触れています。
ユマニチュードが体系化した「スキンシップの活用」による触れ合いは、
いたわり合いです。
相手をいとおしみながら触れ合うことで心が安らぎます。
中高年になると照れくさいと嫌がる人が多いのですが、
まずは腕に触れたり、
肩に触れたりすることから始めてみませんか。
お互いへの思いやりを形に表すことは
すばらしいコミュニケーション方法です。
健康寿命を延ばしたい
脳に適度な刺激を与えて認知症を予防しましょう。
それには普段から脳をリフレッシュすることも効果があります。
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